ギリアン ロバーツ (Gillian ROBERTS)
作者公式サイト

アマンダ・ペッパー シリーズ

Caught Dead in Philadelphia
Philly Stakes
I'd Rather Be in Philadelphia  (1992)
With Friends Like These  (1993)
How I Spent My Summer Vacation  (1994)
In the Dead of Summer  (1995)
The Mummer's Curse  (1996)
The Bluest Blood  (1998)
Adam and Evil  (1999)
Helen Hath No Fury  (2000)
Claire and Present Danger  (2003)
エマ シリーズ

Time and Trouble(1998)
Whatever doesn't kill you(2001)

アマンダ・ペッパー シリーズ



Caught Dead in Philadelphia (1987) 邦題「フィラデルフィアでつかまえて」

男と別れ、禁煙したてでイライラしているマンディのところに、朝っぱらからリザが転がりこんできた。元同僚教師でコトブキ退職を目前に控えたリザは、そんなにも親しくなかったマンディのところに、バス停から何時間も歩いた末にたどり着いたという。
外はおりしも雨が降っていた。
実家からは母親から結婚しろコールがかかってくるし、
マンディの気分はもう月曜の朝から快調に苛立っている。

リザの母親は娘ががマンディと同居していると思っているし、
婚約者はどうも将来の伴侶の生活についてこれひとつ把握していないみたいだし、
どうも昔ちょっとデートしただけの間柄の男と、今ひとつ切れていないみたいだし。
それだけじゃなく現在進行形の関係があったみたいで。

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アマンダ・ペッパーミステリィ。
威勢のいい、気の強そうな三十歳。公私共に独身。
一介の英語教師にしては生活になぜかかなり余裕がありそうな生活ぶり。
突然死体が転がりこんできて、その人の終わってしまった人生に、なんだか無理やり巻きこまれていった。

好奇心丸だしで事件に首をつっこんでいくのではない。
なんとなく見聞きしたこと、会ったひとについて、自分なりに考えてみているだけ。
淡々とした調子にわざとらしさはなく、ご都合的展開もなく、
家族はそれぞれにアマンダのことを気にかけて、彼氏もできそうで、日常感にあふれる話。
こんな事件になら、自分たちも巻き込まれることはあるかもと思わせてくれる、
身近に感じられるできごとのよう。

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学校の食堂はなんとなくおいしくなさそうだけれど、
(ポリエチレンを思わせるスフレとか、ジャンクフードのゼリー菓子とか、ハッシュドビーフ)
マスタードのたっぷりかかった(←旨いのか?)ソフト・プリッツェルや、
安くておいしい、量が多いイタリアンレストランのレバーのカネロリ、
姉の家では家庭的なチキンにアイスクリーム、冷たいミントティにお手製クッキー、
素朴な料理があふれている。
ただ食べるときいつもアマンダが意気消沈しているので、
「食欲もりもり」とは程遠い。
でも、旨げなものは旨そう〜。

Philly Stakes (1989)

次に読みたいなぁと。
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