キャロリン G. ハート (Carolyn G. HART)
参考 キャロリン G ハートのHP

Death on Demand アニー シリーズ Henrie O ・ヘンリー O シリーズ
Death on Demand Dead Man's Island
Design for Murder Scandal in Fair Haven
Something Wicked Death in Lovers' Lane
Honeymoon with Murder Death in Paradise
A Little Class on Murder Death on the River Walk
Deadly Valentine Resort to Murder
The Christie Caper Death on the River Walk
Southern Ghost
Mint Julep Murder
Yankee Doole Dead
White Elephant Dead
Sugarplum Dead
April Fool Dead
Engaged to Die

Death on Demand アニー シリーズ

Death on Demande
Mysteries, Suspense, Horror, Adventure, New and Old

主人公はミステリ専門書店経営のミステリ・マニアの気の強いアニー。
BFのマックスとの口論も盛ん。若いカップルが事件を解決しようと右往左往。
コジーです。

ミステリ書店の造りにはうっとりさせられる。
ミステリ読みにはこたえられないさまざまな作家名、著作名の連発。
わからぬ人間にはわかるまい。
わたしは、わからん。
でも、なんとなく惹かれるので、メモ書きとして引用の引用を作成。随時更新中です。

Death on Demand (1987) 
                                     引用の引用へ

叔父から引き継いだミステリ書店経営は開始3ヶ月にして早くも暗礁に乗り上げている。そもそも高級リゾート地であるこの小島、シーズン過ぎればお客は閑古鳥なのだ。我が店もあと数ヶ月の命? そんな時に大家(オオヤ)のミステリ作家が殺された。アニーの店で恒例のミステリ作家の集いを開いている真最中に。

それとは前後して、島では殺人事件が一件発生。書店に集まっていたミステリ作家たちは謎解明に、あれやこれやと論議する。しかし警察がやってきて事件は一気に現実味を帯びる。
「この中に犯人はいるはずだ」

動機持ちであふれるこの集会。けれどなにより第一容疑者として目をつけられているのは、本屋の主人、アニー本人。おまけに叔父殺しの容疑までかかってきた。

アニーの側に立つのは男友達のマックス。大金持ちでNY一等地に邸宅やらフラットやらを持っている。スコットランドに城も少々。アニーは貧しく木の家に住んでいる。(木の中に家がある!!!!)
生活背景ミスマッチ・ペアが事件の真相解決に乗り出した。
なにしろ真犯人を挙げないと、アニー自身が逮捕されてしまう。

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マックスは寿司が好き。
アニーはピーチパイが好物。さくらんぼうはダメ。
マックスはヌーベル・キュイジンヌを賞賛する。アニーはテキサス・チリに情熱を燃やす。
マックスはプレッツェルが大嫌い。
アニーはキッシュが苦手。
そんなふたりがケンタッキーフライドチキンを食べる。
ごくり。
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アニーがひとりで食べるのはビーフタコス。テイクアウトを電子レンジで暖め、チリソースをつける。飲み物はプラスチックカップのオレンジジュース、Gatradeだったりするのだが、食べ方がなんとも落ち着いている。読んでいるとタコスが食べたくなる。

Design for Murder (1988)
  「なんなんだ、アニー、食べること以外に考えることはないのか?
僕は君の命が心配なんだぞ」(P.162)

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ミステリ専門書店のアニーは歴史保存協会から五夜に渡るミステリ・ナイトの依頼を受けた。
依頼主は居丈高、役員連中は頭が固そうで風通しが悪そうではあったけれど、そこは根っからのミステリ好き、毒を盛ろうか、密室にしようか企画を考え出すともうとまらない。
けれども打ち合わせの直前に、「企画案」が送られてきた。
「〜被害者は親族会社の女社長。生前は社会的地位にこの上なく執着し、一族を自分の思うがままに動かしていた。兄弟の縁談を壊し、親戚中を悪くし、敵は町中にいた。夫の海外進出を阻止して家に縛り〜」
発表するやいなや異様な雰囲気に包まれる役員会。
どうやら送られてきた「企画案」には協会の女ボスへの非難があからさまにこめられていたらしい。

何かと騒動の絶えないミステリナイトの企画。そしてとうとう殺人事件が起こる。
よりにもよって開演三十分前。
「今までこんなことはなかった。よそ者のあんたが来たからだ」とまでアニーは言われる始末。
当然企画はキャンセルかと思いきやあれほどうっとおしかった役員たちが満場一致で
「個人の遺志です。決行しましょう」

この人たち、なんなんだ!?

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ちょっとつっこみ。
なんで警察が第一容疑者を尋問するんに、
直接出向かず、電話で済ますねん。
それも二回も!!
主人公警察に疑われてピーンチ、ていう感がぜんぜんないやんか〜!!
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現実の謎解きとミステリ内との謎解きのダブル構成。
淡々と進む物語だったが、ラストのエピソード二つはとっても小粋
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                                    引用の引用へ

Something Wicked (1988)

今積読に。

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