アガサ クリスティ (Agatha CHRISTIE 1890-1976)

小中学生でも読ませられるクリスティ。
ストーリーは二転三転と、先に先に、と読ませてくれるのだけれど、
年を食って、顛末を知っていてもわくわくと読み返せるのは、人物描写に長けているから。
ドキリとする発言、迷う心をこんなに明確に表してくれるのかと、どこから読んでもはらはらする。
ホロー荘(The Horrow)なんて、事件がはじまるのヘンリエッタが一番印象的だった。

シリーズ物ではポワロ氏も悪くはないのだけれど、私にとっての好みの登場人物はアリアドニ オリヴァ夫人、ミスマープルそしてタペンス。
マープルさんはどこにでもいそうな、年齢だけ進んでしまった女の子、タペンスは永遠の女の子、そしてオリヴァ夫人はもう典型的なマ・ダ・ム!
このマダム、回を追うごとにどんどん派手で、態度がでかく、押しが強くなっていく編が魅力的。
皆態度こそ違え、好奇心満載ではっきりモノを言い、ずけずけ人の心に入りこむ。

この人たちをみて、あ〜だからイギリス人は、なんていわれたら、きっとイギリス人もびっくりすることでしょう。
でもそうは言っても、どこにでもいそうな才溢れたマダムたちだわ〜。

時代を経ても古くならないクリスティだけれど、
「クリスマスにはクリスティを」
オンタイムで楽しめたイギリス人にはうらやましさを感じられる。


ミス マープル
火曜クラブ The Tuesday Night Club
牧師館の殺人 The Murder at the Vicarage
書斎の死体 The Body in the Library- 動く指 The Moving Finger
予告殺人 A Murder is Announced
魔術の殺人 They Do It with Mirrors Murder with Mirrors
ポケットにライ麦を A Pocket Full of Rye
パディントン発4時50分 4.50 from Paddington What Mrs. McGillicuddy Saw! 改題:Murder, She Said
鏡は横にひび割れて The Mirror Crack'd from Side to Side
カリブ海の秘密 Caribbean Mystery
バートラム・ホテルにて At Bertram's Hotel
復讐の女神 Nemesis
スリーピング・マーダー Sleeping Murde
  

トミー・タペンス
秘密機関 The Secret Adversary
NかMか N or M?
親指のうずき By the Pricking of My Thumbs
運命の裏木戸 Postern of Fate

アリアドニ・オリヴァ夫人
退屈している軍人の事件 - The Case of the Discontented Soldier (スペンサー)
ひらいたトランプ Cards on the Table (以下ポワロ シリーズ内)
マギンティ夫人は死んだ Mrs. McGinty's Dead 改題:Blood Will Tell
死者のあやまち Dead Man's Folly
蒼ざめた馬 The Pale Horse
第三の女 Third Girl
ハロウィーン・パーティ Hallowe'en Party
象は忘れない Elephants Can Remember


(著作詳細はウィキペディアより)





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