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本の棚

たわごと

13年物のディスクトップ、一年前から異音が発生。
つい先週からハードエラー。
ふたを開けての大掃除。
古くなったかもしれないケーブルの交換。
ウィルスチェックといろいろやって、今「ビジー状態になるとモニタが一瞬眠りこける状態」、にまで回復。
この管理人にしてこのパソあり。

今HP作成について一から勉強中ですが、
念のために端末を選ばずアップできるブログ作りました。

http://etagermyst.exblog.jp/


こちらの更新が滞っていましたら、のぞいて見てください。

2014/02/15

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今読んでいる本


イタリアの靴 ヘニング・マンケル
スウェーデンの物語。

子供のころ、母はいつも泣いていた。
父とのケンカの内容はたいがいお金のこと。
大きくなったら何になりたい?
レストランでパパが聞いた。
レストランの給仕。
座っているだけの客に料理を出す。
誰かを幸せにする仕事。
それとも、医者。
切り刻むのも面白い。

時を経て少年は六十六才、年老いた犬猫と孤島に住んでいる。やってくるのは郵便屋のジョンソンばかり。
冬のさなかに裸で泳ぎ、古い新聞を読む暮らし。
何一つ変わることのない日常。
しかしある日雪の中、見慣れない光景が目に入った。
歩行器と共によろよろ歩く女。
一目でわかった。
もう何十年も会っていない昔の彼女。ハリエット。どうして今頃現れる? どうやってここを知ったんだ?

- 約束したよね。湖を見せてくれるって。
  お父さんとふたりで旅をして、お父さんと泳いだ小さな湖。名前は教えてくれなかった。
- 名前なんてない。ほんの小さいものだから。
- 連れて行って。
湖を見るだけで、雪の中を車を駆れというのか。
しかしハリエットのバックの中に、医師の診断書がまぎれていた。
彼女の余命は長くない。
- どこにあるかもわからないのに。
- あなたなら見つけられるでしょ。
昔のつきあいの深さから、ふたりは森の中の湖を探しにいく。


これが第一部。
道のり犬と会ったり、レストランで酒を飲んだり。
明るく笑える話ではない。壮絶な展開があるわけではない。
でもひきつけ読ませて離させない。
この作者、はまりそう。


2014/02/08

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読みはじめても気が乗らなければ積読になる。
年が変わってもこの読み方は相変わらず。

ロバート・ハリスのゴーストライター、ダグラスアダムスのエッセイ集(邦題に鮭がついているもの)、ハーラン・コーベンのSix Years面白そうだがまだ進んでいない。
そこに割り込んできたのがケイト・アトキンソンの Life After Life
1910年冬の大雪のお産から、二次世界大戦終戦後までの話が行ったり来たり。
目次で年代、月の交差はわかる。けれど地名の記載すら一切ない。
なにがあったか知りたければもう読むしかない。
どうして冒頭で1930年に、ミューヘンでつたないドイツ語を話す女の子が発砲したのか。
そしてそれは終わりではない。
だって目次は大事二次世界大戦終戦まで続いているじゃん。
時代の交差にそそられる本。

ケイトアトキンソン。
等身大の女の子を描写して、感情移入させてすとん、と事件の渦中へ巻き込んでいく。
何が起こったかは想像に任せすぎ。
心臓に悪いんだけれど、中毒患者のように読んでしまう本。

Kate Atkinson Life after life

2014/02/04

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本屋戦争

マジです。
町で四件あるうちの新刊本屋(古本屋の反対語)、三件が閉店の危機に見舞われている。
うち二件はチェーン店。お上のご意向で在庫補充もままならない。


先日隣の大きな町に行った。
ストラスブール。
店の広さも違うが、品揃えも違う。
目新しいものがいっぱい。
読みたかったものもざっくざく。

店舗の規模は仕方がない。
でも、スーパーが時折配置を大換えして、顧客の死角にあった商品を見せるのと同じで、探せばあるものを探さずして見せるのが別店の利点。
いくらネットで検索が可能になったと言ってもじかに探せてすぐ確実に手に入るなら、特にこの国、それは強み。
小さくてもいい。
商品のある本屋さん、近くにあって欲しい。



2014/02/02

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先日見かけた本。

- 英語

フランスでは、赤ん坊の寝る時間は決められています。
フランスでは、子どもよりカップルの時間を大切にします。

イギリス人が、フランスで子育て経験を書いた本。

何を今さら、と思えるこっちの常識、
ドーバー海峡を越えると、非常識だったのかしらん。
表紙はジャム会社、ボン・ママンを思わせる格子模様。
その上にはアメリカでご法度の超ヨーロピアン文字、「続け字」がつづってある。


フランスでは、赤ん坊にバラエティに飛んだ食事をさせようとします。

イギリス人が書いたと言うだけで、説得力のある異文化論。

当たり前だけど、笑える本。
 
 
French Parents Don't Give In Pamera DRUCKERMAN著


知らなかったけれど、「French Children Don't Throw Food (フランス人の子どもは食べものを投げない)」の続編らしい。


必要ならば読もうかとも思うが、「子育てなんて育児書どおりにはいかない」という育児書の言葉が、そのまままるまるあてはまったウチでは、興味本位くらいでは手にとらない本。
子どもも家庭も多種多様。
思いつつも、ちょいと気にかかっている。

- 漫画

年末に「11人いる」、「半神」他収録の萩緒望都の短編集が、二冊セット、愛蔵版で出版されていた。
これは、とつぜんフランス人には、手が出にくいだろうなぁ、というほどきれいな装丁。
(= お値段も高め)
これはもっと読んで欲しいなぁ。





2014/01/26

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図書館戦争

通信販売に押されて、町の本屋の半数が閉店に追いこまれている。
もともと面積が狭いので在庫が新刊、定番、売れ口が中心になる上、取り寄せ時間、価格競争、人件費、
大変だと思う。
先日近所の「大都市」に出向いた折、
本の多さに驚く自分に驚いた。
本はやっぱり実物を見ながら買いたいよねぇ。

大都市、郊外でもスペースには限度がある。
その点、バックナンバーは、民間からの寄付もある図書館が強い。
図書館ってのは気軽に手にとれるし、と思っていたところに「図書館戦争」が回ってきた。というか貸してもらった。

有川浩著。
今頃読む。

-教官、-ドジ、まぬけ、カメ
いまだに見てない「スチュワーデス物語」を思い出す。
カメではないし、モデル体型だが。
太一郎さん、あゆみちゃん、の「星を行く船」(新井素子氏)も時折フィードバックする。
少女漫画に出てくる男連が、活字になっている。
いいなぁ若いって。

ペンは剣よりも強しから二百年。
設定はついていけないところが多いが、
女性が戦闘ネタをくわえるにはまぁよろしいかと。
なによりキャラが立っていればいいのよ。
わたしも「星を行く船」を親に勧める気もなかったし。
楽しく読ましていただきました。

ラブアクチュアリーを年末繰り返し見たおかげで、
「くどい」「省略はないのか」とか、
イアン・サンソムの移動図書館貸出記録シリーズの主人公がこの笠原嬢だったらとか、つっこみつつ読んでしまったけれど、
本とういのは、十人十色、同じ物をまったくちがう風に感じ取る代表みたいなもんだから、別にヨシとしてもらいましょう。


2014/01/26

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ぞろ目

朝市で野菜を買う。
レジを打ったおにーちゃん、いきなり大喜び。
見て見て見て。
りんごひとつでもちっこいブロッコリー一房でも買うことができる量り売りの市場。
合計が時々きっちり10ユーロとか20ユーロとか出て、売った人も買った人もそれぞれ自分は天才ちゃうか、と思える一瞬。
今回は何かと思ったら12.12
12ユーロ12セント。

「嫁さんと暮らしはじめたのが2012年の12月12日なんだ、このレシートもらってもいい?」

こっちは、こーいうこと、あっけらかんと公言する。
くったくなくっていいなぁ。

※※※

実は年末から リチャード・カーティス脚本のイギリス映画、コメディを数本見ていた。
ノッチングヒルの恋人、4ウェディング、ラブ・アクチュアリー。
背中向けにコンピュータやっている11才が、時々振り返り、冷やかに言うこと数度。「また見てるの」。
振り返られたときにヌードシーンなんかあると、ちょっとおろおろするのがラブ・アクチュアリー。

結局シナリオ本を購入。
家人に「ここまでやるか」と言われつつ、開く。

そうか、小説家がタイプを打っていたのはフランスだったのか。そう言えば少し前までピーター・メール、イギリス人プロバンス全盛時期があった。
あこがれの「クローディア・シェファー」は有名モデルだったのね。
ボスを誘惑する悪魅女ミアは、ドイツ人。今ネットで映像を検索するとまったくの別人に見える。女は化ける。
歌手のマネージャー、日本人でもいそうな風采。
ビーン氏(ロワン・アトキンソンはもともと天使の役だったのか。
ふむふむ思いつつあっちこっち拾い読み。
一番知りたかったラストのポルトガル語は、もともとの台本のまま、英語で書かれていた。

ひとつの映画をつくるのに、何人の人が関わるのだろう。
本の重さを手で感じながら、多くの人でできあがる物の大きさをしみじみ感じるラブアクチュアリー。
ビリー氏、元気でいて欲しかったなぁ。


2014/01/12

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新年明けましておめでとございます。

今年の目標 「チャレンジャーに磨きをかける」

食に関しては恐れを知らないチャレンジャー。
今年は行動面で果敢に挑戦していこうともくろみます。
よろしくお願いいたします。

※※※
一月のMyチャレンジ本

カフカ 
 大御所の古典。実は未読。性格が似ていると言われた。どんなんだいと図書館にて借りたところ。

ホルヘ・ルイス・ ボルヘス 
 幻想的な短編作家ときき、以前からそそられてはいたのだけれど、
 クリスマスに行った、キッズの祖母の家に全巻あった。
 灯台下暗し。

リチャード・ドーキンス
 「利己的な遺伝子」 「これが見納め 絶滅危惧の生きものたち 最後の光景」

※※※
チャレンジしない本:
 リチャードドーキンスを求めて図書館旧館へ。
 町の観光スポット美術館と同じ、中世の建物である。
 図書館が移転してしばらく遠のいていたのだが、書庫がこちらにもあり、ひさびさに入る。
 そこにでんと置かれていたのがこれ。
 


バチカン秘蔵のアーカイブ
LES ARCHIVES SECRETES DU VATICAN
2012年出版、249頁、サイズ29,4 x 29,2 x 3,4 cm 。

大型画集のような豪華装丁。
写真満載、上質紙。
巨大。持ったときに5Kgの米袋を思い出した。
そしてなにより、どこをとっても荘厳で。
ウチに置くには神棚が要る。
粗末に扱えないし、埃は厳禁だろう。
なにより、この中世の石造りの建物にぴったり。

こういう世界は、世界のどこかにあればいい。  

でも、いい物を拝ましてもらいました。

2014/01/01

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