本の棚

たわごと

本屋サイト

お世話になっていたBK1が電子書籍対応のためか大人の事情のためか、過去のものとなる。
BKにたどりついたのは、その前に利用してみた通販会社から送られてきた本の包みに、30センチを越える大きな靴の足型がついていたおかげ。
災い転じて降ってきた福だった。

BKの生まれ変わった先もいいのだけれど、これを機会にあちらこしらの本屋サイトを覘いてみる。
本屋といえば丸善 (梶井基次郎、檸檬より)
神戸といえばジュンクさん。(神戸港で産湯をつかったため)
で、ひさびさに丸善ジュンク堂をのぞく。

バーチャル客がタイムリーに入力する書評とはまたちがう、
本が好きで本屋で働く人たちの語りは発言に責任もあり、堅実な響きがあった。
本屋はいいなぁ題材が豊富にあって。
読んでる暇はないけれど。
それを訴えたのは西のカリスマ 三宮店角石副店長 

その他、見入ってしまったページ数々。たとえば、

ジュンク堂新宿店リバイバル 店頭に、手書きでメモつき、本当に売りたかった本。


福島聡のコラム
昭和末期、パンフ用だかで、数ヵ月後用の児童書新刊のコーナーの写真が必要となった。
やらせ新刊の中、佐野洋子さんのロングセラー、「100万回生きたねこ」がなにげに並んでいた。
「ええんじゃ、100万回生きたねこは永遠の新刊なんじゃ」言い切ったのはこの人だったか。
天才肌の難波店長。


本のオオギリ 変身 
この翌月の穴、にあった、
ルイス・サッカーの紹介、
あらすじを言っても伝わらないけど、
とにかく面白い!
」には笑ってしまった。
たしかにそういう本だわ。

 

楽しかった思い出は人を支える。
わたしの神戸は、十○年前で時間が止まっている。

2012/05/27

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テルマエ・ロマエ

本屋のMANGAコーナーに、燦然と輝く、


(↑frもjpも表紙が一緒。。。)

イタリア在で、マンガ描きの方がいらっしゃるとは話には聞いておりましたが、
この作者だったとは。

空気を読んで出る杭になるな、という、「おこちゃま社会を生き抜く術」は国内でしか通用しない。

人生、バイタリティが必要なんだわぁ。




2012/05/27

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国語の授業

幸い、さんぼが読めた世代で、国語の時間は大きなかぶ、ちいちゃんのかげおくり、オレンジの香りのするバス、七色の鹿、安房直子のきつねの窓、いつも楽しく読んでいた。
 (説明文はたんぽぽでつまずいいていたが)
芥川龍之介、羅生門、トロッコも、そういうものかと思って読んだ。
蜘蛛の糸にいたっては、読みながら笑いが止まらなくなった男の子がいたことも覚えている。

中学生くらいから? となった。
 
ヘッセ、蝶の標本。
志賀直哉、城崎にてのイモリ。
中島敦、山月記。
夏目漱石 こころ。
森鴎外 舞姫。

倫理と文学は別物。文豪は正直に書けば認められるのだ、と思い知った。

その一方、国語のテストに関して言えば、
「この時の主人公の気持ちを次の三つから選びなさい」を
「この時の主人公の気持ちを、私(わたくし、出題者)がどう答えさせたいと思っているか、次の三つから選びなさい」と変換し、
作者ではなく出題者の意図を読むものとなっていった。


いつもの国語の先生が、どこかのテストをコピーして出せば、その問の答えを用意したのは先生か、よその人か、そこまで読み、それによって自分の答えも変えていた。
読書と国語のテストは別物だった。

おかげで受験の後は反動で、半年ほど難読症におちいった。

それは時間治癒に至ったので、いまやむかしの物語。
先日、今時の中学の国語の教科書を手にした。
ヘッセ、今も載ってるよ、思いつつめくっていると、おすすめ本の中に、長野まゆみの「鳩の栖」があがっていた。
これもたしかに美しい友情の話である。
あちらこちらに古風な和がちりばめられている。
言葉も流れも美しい。
でも、中学生がここから長野氏のお耽美な世界に入っていったらどうなるのかという一抹の不安がよぎる。


2012/05/26 

 

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女子大会計士の事件簿 山田真哉

公認会計士をめざす人のための、会計雑誌に連載されていたものが、
ビジネス書体系で出版、その中で文庫化に当たって角川書店が「文芸で出します」とオファーした本、

と、読んでいてなんだかうんちくが先に出そうな、会計士という二足目の草鞋をはいたお宅の女子大生が、経営の穴を滅多切りにする本。
その部下についた主人公は、食いっぱぐれがないからと会計士を目指した年上男。

情緒よりも、話のテンポと難しい話をいかにとっつきやすく、わかりやすく書くことに専念してくれたラノベ調、
関西出身&作者の世代もあって、自分の学生時代に戻るようなノリ。
関西やのに、なんでこの人ら関西弁ちゃうん、
思うのは、きっと会計雑誌が全国紙で、みんなのわかる標準語を使ったせいか。

関西は小学校の頃から関西ネイティブの教師の下で指導を受けるが、
標準語も身につくんやで、という代表本。

それにしても、裏本で、事件を起こすj1会計士、みたいな本出してくれないかな。
でも不正手引きがばれたら、せっかくの永久就職資格も剥奪されるんだろうか。

もともと会計のとっつき本として手にとったのですが、まったく違うノリで読み進めています。

2102/05/24



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